2018年(平成30年)7月11日発行(第22号)
TDU Alumni NEWS
     
 
 
 6月18日の大阪府北部地震と西日本豪雨被害で被災された皆様にはお見舞いを申し上げます。地震では、少女がブロック塀の倒壊に巻き込まれて死亡する事故もありました。それで、つい東日本大震災でコンニャクのように揺れるビル達を思い出してしまいました。あの時、よく折れなかったなと…。
 同じ震えるなら、地震ではなく、電大人の偉業に感動して震えたいと思います。
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平成30年度全国支部長会の開催
 6月9日(土)12時45分から東京千住キャンパスにて、平成30年度全国支部長会を開催し、支部長43名、理事・監事24名、学園13名の出席がありました。
 同会の「東京電機大学の現況と展望」では、学長から大学と卒業生のつながりの重要性について述べられました。また「支部長との意見交換会」では、テーマを「会員減少に対応する支部総会のあり方」とし、学園と支部長との間で活発な意見交換が行われました。

集合写真 校友会理事長の挨拶 大学と卒業生のつながりを強調 活発に意見が交わされました
平成30年度東京電機大学校友会社員総会の開催
 6月9日(土)15時45分から東京千住キャンパスにて、平成30年度東京電機大学校友会社員総会を開催し、代議員124名(内委任状32名)、参与他10名、学園2名の出席がありました。
 議事等の詳細は、工学情報2018年秋号(10月10日発行)にてご報告いたします。

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総会の模様 校友会理事長の挨拶 常務理事が規則の改正を説明 参与からご意見をいただく
平成30年度東管神奈川電機会総会の開催
 6月13日(水)に熱海温泉湯宿一番地(熱海市)にて開催しました。総会では役員改選が行われ、平瀬会長が再選されました。

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集合写真
平成30年度千葉県支部総会の開催
 6月2日(土)に平成30年度千葉県支部総会を開催しました。千葉ニュータウンキャンパスにあった情報環境学部の東京千住キャンパス移転に合わせて、平成30年度は東京千住キャンパスでの開催となりました。
集合写真

総会の模様
千葉県支部「公開講演会」を開催
 6月2日(土)の千葉県支部総会に先立って公開講演会を開催しました。東京電機大学工学部先端機械工学科の三井和幸教授を講師に「身の丈に合せたリハビリテーション装置」と題して、新しい発想のリハビリ装置について実物を見せていただきながら、お話いただきました。

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講演の模様

ただのリハビリ装具に見えるけど…
平成30年度山形県支部総会の開催
 6月16日(土)に天童温泉パラシオもがみ(山形県天童市)にて開催しました。総会では役員改選が行われ、新支部長に山鹿氏(S52卒 工学部第一部電子工学科)が就任しました。
 支部長を退任され、顧問となる山口氏へは、向芝常務理事から感謝状と記念品が贈られました。

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集合写真

前支部長へ感謝状贈呈
平成30年度教職校友会総会の開催
 6月23日(土)に東京千住キャンパスにて開催しました。総会では役員改選が行われ、会長に三神幸男氏(S59卒 工学部第二部電子工学科)が再選されました。
 学園役職教員から、大学の近況、就職状況等について報告があり、会場から多くの質問が出されました。

多くの大学近況報告がありました

吉田入試センター長による報告
教職校友会「公開講演会」を開催
 6月23日(土)の教職校友会総会に先立って、元横浜F・マリノスコーチで東京電機大学理工学部講師の福富信也先生による公開講演会を開催しました。「個を生かすチームビルディング」と題して、簡単なワークショップやプロチームの逸話を交えながら、お話をいただきました。

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福富信也先生

講演は観客参加型スタイル
平成30年度校友会役員について
 6月19日(火)開催の定例理事会において、長く副理事長を務められた野崎隆氏に代わり上西栄太郎(うえにし えいたろう)氏が副理事長に選任されました。

上西栄太郎氏
●【ご案内】東京電機大学技術士会公開講演会
 本学技術士会で公開講演会を開催します。公開講演会は入場無料です。お知り合いの方もお誘いの上、ぜひお越しください。

日時 : 7月14日(土)13:30~15:00(開場13:00)
会場 : 東京電機大学 東京千住キャンパス1号館2階 1204室
講師 : 工学部先端機械工学科 三井和幸 教授(工学博士)
演題 : 「新開発の機能性材料によるリハビリ・トレーニングシステム」
三井和幸 教授
●【ご案内】茨城県支部会員限定!茨城県支部主催見学会(担当:山口幸宏)
 恒例の見学会の参加者募集です。今年はOBの紹介で、一般公開していない「TX総合基地」の見学ができます。鉄ちゃん必見です。参加費無料。

日時 : 10月22日(月) 13:30~15:30 (予定)
見学 : 首都圏新都市鉄道株式会社 つくばエクスプレス総合基地
定員 : 15名(申込多数の場合、厳正なる抽選にて参加者を決定)
問合 : yk-yama@ninus.ocn.ne.jp
申込 : FAXまたは上記メールにてお願いします(9月20日締切)
つくばエクスプレス総合基地1

つくばエクスプレス総合基地2
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オープンキャンパスを開催
 6月16日(土)に埼玉鳩山キャンパス、6月17日(日)に東京千住キャンパスにて開催し、両日とも盛況のうちに終了できました。

気になる研究室に注目 情報システム工学科のブースにて 院生の説明に集中! 学科の説明も真剣に
理工学部共通教育群の山本助教が「ハフィントンポスト日本版」に掲載
 5月30日「ハフィントンポスト日本版」に理工学部共通教育群の山本宏樹助教の寄稿が掲載され、日大アメリカンフットボール部の問題は「"ダークペダゴジー(闇の教授法)"による心理的支配の典型例」と指摘し、解決へのヒントを示しました。
 また6月6日に「JAM THE WORLD」(FMラジオ局J-WAVE)へ生出演し、社会に蔓延する「ダークペダゴジー(闇の教授法)」についてお話しました。

詳細はこちら(ボタンをクリック)
 「ハフィントンポスト日本版」5月30日
 「J-WAVE NEWS」6月8日
山本宏樹先生
建築学科の能作准教授がヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展に出品決定
 建築学科の能作文徳准教授が第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2019年5月11日~11月24日)、日本館の出品作家に選ばれました。また、2020年春のブリヂストン美術館にて帰国展の開催予定です。
 ヴェネチア・ビエンナーレはイタリアのヴェネチア市内を会場とする芸術の祭典です。美術展、建築展、音楽祭、映画祭、演劇祭などが独立部門としてあります。

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 美術手帳 NEWS / HEADLINE
 国際交流基金 プレスリリース
能作文徳先生

能作先生の作品
自動車部が「Hondaエコマイレッジチャレンジ2018もてぎ大会」に出場、内1チームが優勝!
 理工学部自動車部3チームが、6月23日にツインリンクもてぎで開催された「Honda エコマイレッジチャレンジ2018第10回もてぎ大会」に参加しました。
 今大会には理工学部自動車部からオリジナル車両で競う大学生クラスに2チーム、市販バイクで競う二輪車クラスに1チームの計3チームでエントリーし、そのうち1チームが優勝を果たしました。

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 理工学部自動車部 チームの活動日記
 理工学部自動車部 Facebook
 Hondaエコマイレッジチャレンジ 2018オフィシャルウェブサイト


レース前のメンテナンス

スタート前の緊張感

マシンは快調

表彰式
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中学放送部が全国大会へ出場!
 NHK放送コンテスト東京都大会にて、中学放送部が「ラジオ番組部門」「朗読部門」にて上位入賞し、全国大会出場が決まりました。
 引き続き、応援よろしくお願いいたします。

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入賞した中学放送部
中学校・高等学校体育館で関東理工系学生剣道選手権大会を開催
 関東理工系学生剣道選手権大会は、理工系の大学・学部が多数加盟しています。
 今年は東京電機大学が幹事校となり、本学園の中学校・高等学校体育館にて開催され、33大学450名の若きサムライ達による熱い戦いが繰り広げられました。残念ながら、電大は1回戦敗退でした(優勝は東京農業大学)。
33大学450名が参加

熱戦が繰り広げられました
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卒業生の中村大樹さん(バリューブックス社長)が「朝日新聞」に掲載
 6月20日「朝日新聞」に、バリューブックス社長の中村大樹さん(H17卒 工学部第二部機械工学科)がコラム「けいざい+」に掲載されました。
 インターネットを通じて古書を売買するバリューブックスは、2011年に古本の買い取りとNPO支援を組み合わせた「チャリンボン」をスタート。社会貢献し業績を伸ばしている企業として紹介されています。

詳細はこちら(ボタンをクリック)
 朝日新聞DIGITAL
 株式会社バリューブックス
中村バリューブックス社長(HPより)
機械工学科の藤田教授が「毎日新聞」(西部版)に掲載
 6月22日、「毎日新聞」(西部版)に機械工学科 藤田聡教授が掲載されました。6月18日に発生した大阪府北部地震で、エレベーターに人が閉じ込められた件数が東日本大震災(2011年)の約1.6倍となったことについて、今後の安全対策をコメントしています。

詳細はこちら(ボタンをクリック)
 毎日新聞HP
毎日新聞HP
経営同友会「公開講演会」を開催
 6月7日(木)に東京千住キャンパス丹羽ホールにて開催しました。特撮監督の尾上克郎氏を講師に迎え、「『シン・ゴジラ』の作り方〜内なる常識破壊から生み出されたイノベーション〜」と題して講演をいただきました。講演は大好評で、一般参加者60名を含む約400名の来場者がありました。
尾上克郎氏の講演
学園広報誌「TDU Agora」第11号の発行
 学園広報誌「TDU Agora」第11号が発行となりました。今回の特集は、「東京千住キャンパスものづくりセンター千住がスタート~アイディアをカタチに!~」になります。是非ご覧下さい。

詳細はこちら(ボタンをクリック)
 「TDU Agora」最新号
 「TDU Agora」トップページ
「学校法人東京電機大学サポート募金」について
 学校法人東京電機大学サポート募金は、寄付者の皆様の意思を尊重し使途(奨学金の充実、施設・設備の充実、課外活動への支援)を指定できる恒常的な募金として、在学生・在校生への支援をお願い致しております。
 なお募金の活用内容および実施事業は、下記ホームページから確認することができます。(ボタンをクリック)

 インターネット利用の募金
 寄付のご報告(Web芳名帳・事業報告)
サポート募金寄付感謝の集いを開催
 6月16日(土)に東京千住キャンパスにて「サポート募金寄付感謝の集い」を開催しました。学園理事長からの謝辞に続き、担当理事よりサポート募金の概要、各担当より実施事業等の報告をいたしました。また、海外留学奨学金や課外活動に対してご支援を頂いた学生からも募金の成果についてご報告させていただきました。
 最後に、寄付者顕彰規程に基づき卒業生を含む15名の方々を顕彰しました。

学園理事長から謝辞 学生によるクラブ活動支援報告 寄付名誉賛助員へ称号記を授与 顕彰者との記念撮影
2つの給付型奨学金を新設

1.東京電機大学 深井綾女性研究者・技術者育成特別奨学金
この奨学金制度は、本学大学院に在学し、社会で活躍する研究者・技術者を目指す女性学生を対象としています。


2.東京電機大学中学校・高等学校 深井綾教育研修特別奨学金
この奨学金制度は、中学校・高等学校に在学し、国内研修および国外研修に積極的に参加する生徒を対象としています。


 これらの奨学金は、電機学校(本学の前身)教授に就任され、初代電機第一工業学校学校長などを務められた、故・波多諄三教授(元学園理事)のご息女である深井綾様(故人)の寄付金を原資として設立されました。
 
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平成30年度短期大学卒業生の会(縦の会)総会の開催
 6月16日(土)に東京千住キャンパスにて開催し、昨年体調を崩されて欠席された金田輝男先生(元短大学長)も出席されました。
 総会では講演会も開催され、金田先生を講師に「神田界隈歴史散歩」と題して、神田キャンパス・秋葉原周辺の名所や由来を巡る講演をいただきました。
集合写真

講演中の金田輝男先生
平成30年度建築学科同窓会(あぶの会)総会の開催
 6月23日(土)に東京千住キャンパスにて開催しました。
 総会終了後、「功績を語る会」として、昨年11月に逝去された名誉教授・船越徹先生のご功績が披露されました。懇親会では、在校生顕彰が行われました。指定科目において優れた成績を修めた建築学科現役学生18名を表彰しました。

総会の模様 故船越先生の功績を披露 在校生顕彰:表彰式の模様 表彰学生と記念撮影
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【ご案内】今年も「見学研修会」を開催します!
 今年も見学研修会を開催します。山梨までリニアモーターカーを見学に行きます!興味のある方は校友会事務局までお問い合わせください。ぜひ、皆さまのご参加をお待ちしております。

集合日時 : 平成30年9月29日(土) 7時50分
集合場所 : 東京電機大学千住キャンパス前
見学場所 : 山梨県立リニア見学センター → 石和温泉 → ぶどう狩り
参加費用 : 4,000円
募集人員 : 40名(定員になりましたら締め切りとなります)
昨年度の模様 澁澤像の前で
クラス会・OB会開催状況
  各同窓会のHPにて、クラス会・OB会の開催報告を確認できます。
 大学同窓会 : http://dendai-dosokai.net/activity/activity-reports2018/
 中高同窓会 : http://www.tdu-chukodoso.com/classkaisai.html
 電機学校同窓会 : http://www.tdu-koyu.com/ecr-doso/classmeeting.html
次回発行は平成30年9月11日を予定しています。
編集長より
 「世界無名戦士の墓」ってご存知ですか?名前や身元の分からない世界の英霊たちをお祀りし、世界平和を祈願して埼玉県入間郡越生町の丘の上に建てられています。
 6月2日(土)の千葉県支部総会にあわせて、公開講演会「身の丈に合せたリハビリテーション装置」が開催されました。その講演によると、5年前のある日、研究室の学生が偶然に「電圧をかけると吸い付く素材」を作り出しました。その素材によって、小さく軽い、かつスイッチ1つで自由にブレーキをかけられる回転装置が完成し、この回転装置を装備することで、いままで重く、調整が不自由だったリハビリ器具が大きく進化したそうです。またその素材は画期的で、リハビリ装置だけでなく「着る筋力トレーニング装置」等、関係企業から多くの共同開発の申し出があるとのことです。
 この講演を聞いて、ふと「世界無名戦士の墓」を思い出しました。仮に「電圧をかけると吸い付く素材」によって、これまでの生活が一変する製品(iPhoneのような)ができたとしても、その素材を作り出した人物は、おそらく社会から注目されることはほとんど無いのだろうと思ったからです。
 あらゆる「技術」と呼ばれるものは基本的に地味で目立たないものだと思います。だからiPhoneのような華やかな製品の陰には、その製品を輝かせる画期的な発明をしても人々に知られることのない、数えきれないほどの「無名戦士」が存在しているのだと感じてしまいます。
 おそらく東京電機大学はそのような「無名戦士」を輩出する大学なのでしょう。そして東京電機大学校友会は、「無名戦士」を社会にお知らせする組織なのかもしれません。では、次号をお楽しみに!