2020年(令和2年)1月11日発行(第38号)
あけましておめでとうございます。2019年は、吉野彰氏がリチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞を受賞しました。また、アメリカのアポロ11号で人類がはじめて月に降り立ってから50年目を迎え、校友会が創立して110年目を迎えた年でもありました。そして、2020年は東京オリンピック開催の記念すべき年となることでしょう…さて、電大は?それでは電大人の活動報告です。
PDF版はここをクリック
校友会情報
ウェブサイトはこちら
●
大分県支部総会を11月30日(土)にトキハ会館(大分市)にて開催
詳細はこちら(ボタンをクリック)
岸野支部長のご挨拶
伊藤顧問による乾杯発声
会員同士明るく・楽しく自己紹介
續新支部長による一本締め
集合写真
●
第15回川北電気工業電機会総会を11月28日(金)に川北電気工業(株)東京支社にて開催
詳細はこちら(ボタンをクリック)
総会の模様
懇親会 石黒顧問の乾杯発声
集合写真
●
熊本県支部総会を12月21日(土)にアークホテル熊本城前(熊本市)にて開催
詳細はこちら(ボタンをクリック)
集合写真
●
校友会年末役員懇談会を12月10日(火)に東京千住キャンパスにて開催
平栗統括副学長による乾杯
上西校友会理事長のご挨拶
石塚学園理事長からご挨拶
三本締めは粋に柝で…
学園情報・大学情報
ウェブサイトはこちら
●
理工学部共通教育群の福富信也講師が「Sport Japan」に掲載
「Sport Japan」vol.46(11月11日発行)の特集「個性を生かす指導、個性を見いだす指導」で、個人と和を尊びながら導く方法や知恵について、福富信也講師のインタビューが掲載されました。
詳細はこちら(ボタンをクリック)
Sport Japan vol.46
福富信也 講師
●
ロボット・メカトロニクス学科「知能機械システム研究室」が雑誌OplusE(11月25日発売)に掲載
光と画像の技術情報誌「OplusE」の「研究室探訪」コーナーにロボット・メカトロニクス学科の「知能機械システム研究室」が掲載され、中村明生教授と3つの研究テーマが紹介されました。
詳細はこちら(ボタンをクリック)
OplusE
中村明生 教授
●
安田進名誉教授がNHK「視点・論点」で解説
地盤工学が専門である安田進名誉教授がNHKの「視点・論点」に出演し、台風19号が各地でもたらした被害の全貌や堤防決壊のメカニズムなど、災害の特徴を解説しました。
詳細はこちら(ボタンをクリック)
NHKの「視点・論点」
安田進 名誉教授
●
テレビ朝日のドラマ「相棒season18」の撮影に理工学部ヒューマノイド研究部が協力
ヒューマノイド研究部が製作したロボットをドラマの小道具として提供したドラマが、12月4日(水)と12月11日(水)の2回にわたって放送されました。
詳細はこちら(ボタンをクリック)
●
学園広報誌「TDU Agora」第27号の発行
学園広報誌「TDU Agora」第27号が発行となりました。今回の特集は、「理工学部オナーズプログラム~2020年度本格スタート 次世代技術者育成プログラム~」になります。ぜひ下記のボタンよりお進みください。
詳細はこちら(ボタンをクリック)
「TDU Agora」最新号
「TDU Agora」トップページ
●
「学校法人東京電機大学サポート募金」について
学校法人東京電機大学サポート募金は、寄付者の皆様の意思を尊重し使途(奨学金の充実、施設・設備の充実、課外活動への支援)を指定できる恒常的な募金として、在学生・在校生への支援をお願い致しております。
施設・設備の充実
各キャンパスの教育・研究設備を充実し、学生と生徒が一層学びやすく快適に過ごせる修学環境の向上に活用いたします。寄付先のキャンパスをご指定いただくことも可能です。
◆実施事業◆
東京小金井キャンパス【授業環境の整備】
教育改革による授業環境の整備が必要のため、多目的教室にアクティブラーニング用の机・椅子を購入しました。
募金の活用内容および実施事業は、学園ホームページから確認ができます。(ボタンをクリック)
インターネット利用の募金
TDU本deサポート募金
寄付のご報告/Web芳名帳・事業報告
大学同窓会
ウェブサイトはこちら
●
11月30日(土)~12月1日(日)に大学同窓会「校外研修会」を開催 福島県の名所・旧跡を見学
まずビール工場見学 これは醸造タンク
ガイドさんが工場を案内してくれます
ビールの美味しい注ぎ方も伝授
出来たてのビールは美味いぞぉ
翌朝は野口記念館 英世コスプレで撮影
野口英世の生家を見学
次に訪れるは飯盛山
長い参道をひたすら登ると…
白虎隊のお墓です 歴女の方はぜひ
希代の奇建物さざえ堂!傾いでない?
中は千社札でいっぱい!カッコイイ!
螺旋廊下は、ほぼ遊園地のアトラクション
白虎隊が祀られている神社もお参り
昼食時には白虎隊剣舞を拝見
そして野口英世ゆかりの地酒蔵元へ
歴史を感じる屋内
仕込みの解説 「生もと」「山廃」って?
最後はお約束の試飲 良い研修会でした
●
新年のご挨拶 : 会長 相原 浩一
あけましておめでとうございます。
昨年は平成から令和へと元号が変わりました。皇室の行事やラグビーワールドカップで華やかなイベントもありましたが、一方台風15・19号が東日本に甚大な被害を与え、あらためて自然の脅威を痛感した年でもありました。
令和二年の本年は、二度目となる東京オリンピックの開催が予定されています。新国立競技場のこけら落としも終わり、開幕がたいへん楽しみです。海外からの訪日客もたくさんいらっしゃることでしょう。猛暑や台風上陸による影響が少ないことを祈るばかりです。
さて我が大学同窓会は、年明け2月の学生支援行事「仕事研究セミナー」に始まり、4月は公開講演会と定時総会、秋のOB交歓会等が予定されています。4月の講演会では、「はやぶさ2プロジェクト」の津田雄一マネージャーをお招きし、学生さんたちにもわかる講演をお願いする予定です。足立区をはじめとする地域の学生、一般の方の参加も大いに期待しています。
これらのイベントを通じて校友会県支部や在校生とのコラボレーションをさらに活発化し、魅力ある大学同窓会活動をすすめてまいります。本年もご支援のほどよろしくお願い申し上げます
中学・高等学校同窓会
ウェブサイトはこちら
●
新年のご挨拶 : 会長 川村 登志一
新年おめでとうございます
中高同窓会は、卒業生の皆様に卒後それぞれの大学・就職と各々の人生を進んでゆく中で、青春の1ページである高校時代の級友との語らいの場、クラス会開催のお手伝いとして、節目の年に合同クラス会開催を計画しています。
現在は、20歳になった卒業生を、お祝いする「二十歳の祝い」合同クラス会を開催いたしております。以後30歳、40歳、50歳、60歳を迎える卒業生の皆様へ、同窓会イベントごとに、住所判明者の方々へ案内状を送り、母校への帰属意識を高める活動を計画しております。
電機学校同窓会
ウェブサイトはこちら
●
新年のご挨拶 : 会長 我孫子 篤
あけましておめでとうございます、東京オリンピック開催の第2回目です。皆様大いに日本選手を応援しましよう。
電機学校も校友会同様に110周年を経過し、次へのステップへの挑戦が必要ですが、すでにご案内の通り学園・校友会・大学・中学高等学校各同窓会の皆様のご協力とご指導を頂きながら、現状維持を最低限に進める所存です。
年度初めの総会と懇親会の開催、秋初めに見学研修会の開催(基本的に日帰り、懇親会も実施)この研修見学会の開催場所決定に時間を要して居ります。毎年参加を頂く為に、開催日を9月の末最終土曜日に実施して居ります。従って、今年の開催日は令和2年9月26日(土曜日)です。皆様のご家族旧友のご参加をお待ちしています。
今後とも電機学校同窓会を宜しくお願い致します。
●
クラス会・OB会開催状況
各同窓会のHPにて、クラス会・OB会の開催報告を確認できます。
大学同窓会 :
http://dendai-dosokai.net/activity/activity-reports2019/
中高同窓会 :
http://www.tdu-chukodoso.com/classkaisai.html
電機学校同窓会 :
http://www.tdu-koyu.com/ecr-doso/classmeeting.html
次回発行は令和2年2月11日を予定しています
●
編集長より
全固体電池って、ご存知でしたか?不勉強のおかげで、ついこの間まで知りませんでした。
昨年の12月10日、旭化成株式会社名誉フェローの吉野彰氏(71)がノーベル化学賞を受賞しました。同氏が開発したリチウムイオン電池が実用化して以降、携帯電話・スマートフォンやノートPC・タブレットが急速に普及し、生活や社会環境が大きく変化したことはご存じだと思います。
突然話は変わりますが(本当に突然ですみません)、昨年の4月にジャガー“I-PACE”が世界カー・オブ・ザ・イヤー2019を、10月にポルシェ“タイカン”がジャーマン・カー・オブ・ザ・イヤー2020を受賞しました。いずれもBEV(Battery Electric Vehicle)と呼ばれる完全な電気自動車です。
電気自動車は、電気モータ(実は高トルク!)による良好な加速性能とフロア格納バッテリーによる低重心のため、運動性能は内燃機関のそれより良いそうです。だけどもBEVの電源を担っているリチウムイオンバッテリーは「熱に弱い」「液漏れする」「充電時間が長い」という三重苦の上に内燃機関ほどには長距離を走れません。これじゃあハイブリッド車がせいぜいで、電気自動車なんて、夢のまた夢だなぁなんて思っていました。
全固体電池は2020年の前半には実用化するそうです。当然、液漏れなんて無いし、熱にも強いとのこと。同じ大きさならば、リチウムイオン電池と比べて蓄電量は3倍、充電時間は3分の1だそうです。まさに夢の電池ではないですか!これで電気自動車の時代を迎え、社会の様相が大きく変わると思います。内燃機関は発電・船舶・航空機用のものを除いて効率の悪い一昔前のシステムとされ、内燃機関の自動車も蒸気機関車のようにノスタルジーで走らせるという存在になるかもしれません。
全固体電池の研究は、日本が世界をリードしているといわれています。2月には博士・修士論文発表会が開催されます。電大生の皆さん!地道だけれども、社会に大きな影響を与えるものをぜひ研究してください。では、次号をお楽しみに!