2020年(令和2年)2月11日発行(第39号)
TDU Alumni NEWS
     
 
 
 武漢市で発生した新型コロナウィルスの感染が拡大中です。中国の方にとっては、せっかくの春節休暇が台無しになってしまった感じです。日本でも春節需要を期待した観光地にキャンセルが相次いで、大きな影響を受けたと聞きました。そして、とうとう日本人にも感染者が現れてしまいました。皆さん体調管理には充分にお気を付けください。では、電大人の活動報告です。
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1月25日(土)に職域電機会長会を東京千住キャンパスにて開催


古谷先生から産官学交流のお話
はじめに上西校友会理事長から挨拶 射場本学長は大学院の充実を強調 向芝常務理事は校友会の現況を報告
会員からは本学との産学連携と… “技術士”取得状況の報告がありました またリクルートに関する発言も…
安達先生は“仕事研究セミナー”を紹介
懇親会にて…上西理事長による乾杯 集合写真
1月14日(火)に東京都支部幹事会を開催



 幹事会に先立ち、昨年7月に退任した石塚昌昭前東京都支部長(現在は学園理事長)へ校友会から感謝状が贈られました。
川村校友会副理事長から感謝状の贈呈
「お疲れ様でした」「や、どうもありがとう」
学園理事長としてもお話しされました 石塚前支部長からご挨拶
KJ(工学情報就職特集号)の発行

 12月20日にKJ(工学情報就職特集号)が発行となりました。
 KJは就職活動を始める学部3年生と修士1年生へ配布をし、2月8日(土)のホテルグランドパレス(千代田区)と2月14日(金)のベルセゾン(新座市)で開催される「仕事研究セミナー」への参加マニュアルとして活用されます。
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未来科学部建築学科の秋田剛教授がオーストラリア放送協会(ABC)のウェブサイトに掲載

 12月2日~6日、カリフォルニア州サンディエゴで開催されたアメリカ音響学会において建築学科の秋田教授が研究成果を発表し、オーストラリア放送協会(ABC協会)から取材を受けました。

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オーストラリア放送協会ウェブサイト 秋田剛 教授
人間科学系列の寿楽浩太准教授が12月23日のNHKニュースでコメント

 たまり続ける福島第一原子力発電所の汚染水。その処分方法を国の委員会が議論していることについて、原子力と社会の関係に詳しい専門家として、寿楽准教授がNHKニュースでコメントしました。

NHK NEWS WEB 寿楽浩太 准教授
未来科学部建築学科の二瓶光希講師が専門誌「鉄構技術」に掲載

 鋼構造出版発行「鉄構技術」1月号のリレーエッセイ「建築と私」に建築学科二瓶講師のエッセイ「建築基準法の問題点」が掲載されました。

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「鉄構技術」 1月号 二瓶光希 講師
本学教員の取り組みが、関東工学教育協会賞を受賞

 12月5日に開催された第14回関東工学教育協会賞選考において、本学教員の取り組みが関東工学教育協会賞(業績賞、奨励賞)を受賞することが決定しました。

 【業績賞】 授業毎のアンケート調査結果の即時フィードバックを取り入れた教育の実践
 【受賞者】 土肥 紳一 教授(デザイン工学科)、今野 紀子 教授(人間科学系列)

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関東工学教育協会 土肥紳一 教授 今野紀子 教授
理工学部共通教育群の福富信也講師がテレビ東京「FOOT×BRAIN」に出演

 2020年元日、天皇杯優勝を手にしたヴィッセル神戸。昨シーズンの前半戦、成績が低迷していたチームを変えたチームビルディングのスペシャリストとして、本学の福富講師が特集されました。

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nifty newsにも掲載 福富信也 講師
建築学科の能作文徳准教授がニューヨークのJAPAN SOCIETYにて講演

 1月17日、建築学科の能作准教授がニューヨークのJAPAN SOCIETYにて講演を行いました。
 この講演は、JAPAN SOCIETYにて開催中の展覧会「Made in Tokyo 1964/2020」の一環として行われたもので、能作准教授の作品「西大井のあな」も展示されました。

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「西大井のあな」の展示 Made in Tokyo 1964/2020
理工学部電子・機械工学系の松原仁さんが「全日本学生囲碁王座戦」で準優勝

 囲碁の学生トップを決める「第18回全日本学生囲碁王座戦」が12月22日に都内で開催され、理工学部電子・機械工学系の松原さんが準優勝の成績を収めました。

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松原仁さん
卒業生が監督を務める高等学校野球部が2020年選抜高校野球の21世紀枠として出場

 1月24日(金)に2020年選抜高校野球の出場校が発表され、本学卒業生の木村保(きむら たもつ:H5電気工学科卒)氏が監督を務める、福島県立磐城高等学校が21世紀枠で選出されました。

 詳細はこちら(高校野球ニュース)
 高校野球って何ですか 磐城高校野球部監督に聞く
木村保 氏
学園広報誌「TDU Agora」第28号の発行
 学園広報誌「TDU Agora」第28号が1月24日に発行となりました。今回の特集は、「理工学部フォーミュラSAEプロジェクト 世界に挑戦した先にあるもの~2019 Formula SAE Australasiaに参戦して~」になります。

詳細はこちら(ボタンをクリック)
 「TDU Agora」最新号
 「TDU Agora」トップページ
【ご案内】「博士・修士論文および研究成果発表会」(一般公開・無料)の開催

【日時】 2020年2月15日(土) 11:00~17:00
【会場】 東京千住キャンパス 1号館丹羽ホール(講演会)・2号館各教室(研究成果発表会)
【次第】 11:00~12:20 講演会「インターネットの現実と、求められるグローバル人材」
13:30~17:00 博士・修士論文および研究成果発表会

 詳細はこちら(ボタンをクリック)

昨年度の様子1 昨年度の様子2
【ご案内】原和裕先生・西方正司先生の最終講義・退職記念パーティの開催

 工学部で長きにわたり教育・研究に尽力された、両先生の退職に伴い、開催いたします。

【最終講義】(参加費無料)
日時 : 2020年3月14日(土) 13:30~15:20
会場 : 東京千住キャンパス 丹羽ホール(予定)
次第 : 13:30~14:20 原和裕 先生
14:30~15:20 西方正司 先生

【退職記念パーティー】
日時 : 2020年3月14日(土) 16:00~18:00
会場 : 東京千住キャンパス 100周年ホール
会費 : 8,000円(花束代・記念品代を含む)
5,000円(ご同伴者)
3,000円(記念品に賛同の方)


 参加申込フォーム(ボタンをクリック)
原和裕 先生
西方正司 先生
「学校法人東京電機大学サポート募金」について
 学校法人東京電機大学サポート募金は、寄付者の皆様の意思を尊重し使途(奨学金の充実、施設・設備の充実、課外活動への支援)を指定できる恒常的な募金として、在学生・在校生への支援をお願い致しております。

【募金方法】
募金方法につきましては、以下の3つの方法にて募金いただけます。
① 金融機関の窓口から振込みによる募金
 振込用紙を利用し、ゆうちょ銀行・郵便局・銀行等金融機関の窓口にて払い込みいただけます。


② インターネットを利用した募金
 振込用紙を金融機関に持ち込みをする事なく、パソコン・スマートフォンやタブレットから募金ができます。
 また、クレジットカード・口座振替では、毎月/3ヶ月など継続募金の指定が可能です。

 インターネット利用の募金

③ TDU本deサポート募金
 令和元年10月より新たな募金方法として開始しました。
 読み終えた本や聴かなくなったCDなどで、学生・生徒に役立てる募金です。

 TDU本deサポート募金

 募金の活用内容および実施事業は、学園ホームページから確認ができます。(ボタンをクリック)

 寄付のご報告/Web芳名帳・事業報告
大学同窓会ウェブサイトはこちら
1月11日(土)に校友会事務局にある大学同窓会キャビネットを片付け

 片付けの後、大学同窓会幹事会および新年会も開催しました。

有志による片付け 明るく・楽しく
過去の会議資料やファイルがこんなに! いやー 片付きました!
電機学校同窓会 ウェブサイトはこちら
1月15日(水)に東京千住キャンパス学生食堂(個室)にて新年会を開催

 上西栄太郎校友会理事長をお招きして、電機学校同窓会新年会を開催しました。
本年もよろしくお願いいたします
中学・高等学校同窓会ウェブサイトはこちら
1月11日(土)に「二十歳(はたち)の祝い」合同クラス会(H30卒)を東京千住キャンパスにて開催


受付について打合せしていたら… 卒業生が続々と… 瞬く間に100周年ホールはいっぱいに
片隅には電高の大先輩が鎮座 大久保校長先生のご挨拶 川村中高同窓会長のご挨拶
担任の先生が発声「乾杯!」 やっぱりビンゴは盛り上がります
友人たちと 恩師と一緒に 司会の2人
締めの挨拶も女子2人の前では形ナシ
帰る皆さん…クラス会はどうでしたか? 160余名が参加しました!
クラス会・OB会開催状況
各同窓会のHPにて、クラス会・OB会の開催報告を確認できます。
 大学同窓会 : http://dendai-dosokai.net/activity/activity-reports2019/
 中高同窓会 : http://www.tdu-chukodoso.com/classkaisai.html
 電機学校同窓会 : http://www.tdu-koyu.com/ecr-doso/classmeeting.html
次回発行は令和2年3月11日を予定しています
編集長より
 新年を迎えて、もう1ヶ月が経ってしまいました。ふと昨年を思い返して(今頃?)残念だったのは、レッドブル・エアレースが終了し、数少ないエアレースの1つが無くなってしまったことです。
 現在も開催されているエアレースと言えば、ご存知、リノ・エアレースでしょう。
 同レースの開催はアメリカ・ネバダ州リノと聞いています。レース機にはP51ムスタングやF4Uコルセアといった大戦機が使用され、惜しげもなく改造された機体は全く別のマシンに仕上がっています(これがホントにカッコイイ!)。1969年にF8Fベアキャット改造機「コンクウェスト1」がレシプロ機として776.449km/hを記録し、メッサーシュミット109Rの持つ755.138km/hを30年ぶりに塗り替えたことは有名です。その後、1979年に803.15km/h、1989年に850.2km/hと、リノ・エアレースでレシプロ機最速が次々と更新されます。スゲェ。
 何よりリノ・エアレースの凄さを感じるのは、大戦機を最高水準のエアレーサーに改造できる技術力を持った人材が数多く存在するということです。そしてレースという競技を通じて、その技術力を磨きあっています。また、それらを資金的に支える組織・人物も存在するようです(ただのモノ好き?)。大戦機を飛行可能な状態に復元するだけならば、彼らには当たり前のことなのでしょう。
 アメリカには、競技で楽しみながら技術力の向上を目指すという文化があるそうです。確かに、競技から生まれた技術やアイディアが実用の世界へフィードバックされたという話をよく耳にします。そう考えると、アメリカは技術開発の裾野がすごく広い国なのだと思います。
 やはりレースは、ドライバーやパイロットのテクニックだけでなく、エンジニアが技術力を見せる舞台であることに疑いはないでしょう。「おおっ」と思わせるモンスター・マシンが登場しないとレースの魅力も半減です。まさに実戦的「実学尊重」の現場という気がします。では、次号をお楽しみに!