2020年(令和2年)10月11日発行(第45号)
TDU Alumni NEWS
     
 
 
 朝日新聞の記事が目に留まりました。
 皆さんは、モルトケの法則をご存知でしょうか?
 1870年の普仏戦争で名将モルトケの考えた、従来の司令官の統率力に頼る戦いを改め、戦術を各部隊に浸透させる組織的な戦法です。それは部下を4タイプに分け登用の優先順位を付けたそうです。1番目に起用するのは能力は高いが出世欲のない人、2番目は能力は低く出世欲のない人、3番目は能力が高く出世欲の強い人、4番目は能力が低いのに出世欲の強い人だそうです。この用兵で大国フランスを破ったそうです。
 1番目の人が上司の命令に従順で着実に任務を遂行するタイプで最も組織に有用であるという考え方です。
 皆さんはどのタイプでしょうか?
 電大生の世間のイメージは1のタイプに近いようです。
 上司から見た理想ではなく組織全体から見れば能力が高く出世欲が普通の人が良いと思います。
 いずれにせよ「驕らず」「謙虚」である事が肝要でしょう。

令和2年10月11日 校友会理事長 上西 栄太郎

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校友会の周辺の模様

 総会・イベントの多くが中止・延期のため、今回も校友会周辺のご報告をします。


夏の終わり、「学園通り」の街路樹が真っ赤な花をつけました
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株式会社ソディック様からフェイスシールドをご寄贈いただきました!

 株式会社ソディック様から、同社で開発・生産されているコロナウイルス感染症予防に有用なフェイスシールド1万セットをご寄贈いただきました。8月27日(木)、代表取締役社長の古川健一様が東京千住キャンパスをご訪問され、本学石塚昌昭理事長が直接受け取らせていただきました。

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本学石塚昌昭理事長(左)と株式会社ソディック古川健一社長(右)
寄贈されたフェイスシールド
東京千住キャンパス・埼玉鳩山キャンパス合同「東京電機大学オンライン学園祭」を開催

 今年は、第9回「旭祭」と第44回「鳩山祭」の合同で、史上初のオンライン開催に挑戦します!
学園祭のメインテーマは「CUBE」。電大生にしかできない様々なコンテンツが集合する、今までにない新しい形の学園祭です。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
【開催日時】 2020年10月31日(土) 10:00~16:00
2020年11月 1日(日) 10:00~16:00
【視聴料金】 全プログラム視聴無料(どなたでもご視聴いただけます)
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テーマは「CUBE」
挑む者たち…学園祭実行委員会
インターホン工業会から情報通信工学科の金田教授へ感謝状

 情報通信工学科の金田豊教授は、長年にわたり戸外表示器管理委員会委員長を務め、業界の発展に寄与したことから、9月2日(水)に一般社団法人インターホン工業会より感謝状が贈られました。

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金田豊教授(中央)
9月10日(木)、吉田工学部長が後期授業の説明会をZoomで開催

 新型コロナウイルスの感染防止のため、東京千住キャンパスは原則入館禁止です。これに伴い、後期授業の実施方法について、吉田俊哉工学部長から学生に向けて説明を行いました。

入館禁止なので、遠隔講義になります…と吉田工学部長 質問への回答には、篠田工学部次長も参加です
9月19日(土)に2020年度前期末卒業式を東京千住キャンパスで開催

三密を避けるため、会場はこんな感じです 開式前に職員から学位授与の説明を受けます
開式をします 礼! はじめに、射場本学長による祝辞
学位を授与される者は起立します 博士(工学)の学位を授与する…
神戸先端科学技術研究科委員長による祝辞
おめでとう!今回の学位授与者は23名でした 続いて、吉田工学部長による祝辞
9月19日(土)に2020年度9月期入学式を東京千住キャンパスで開催

 9月で早期卒業をした学生の、大学院への入学式が行われました。

今回は入学者が1名です 先生方が入室してきました…
開式です はじめに射場本学長から、ご挨拶
続いて積田未来科学研究科委員長から、ご挨拶
早期卒業の優秀な学生に期待が寄せられました お話に耳を傾ける新入生
9月3日の「読売新聞」に人間科学系列・寿楽浩太准教授のコメントが掲載

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場の候補地選定を扱った記事で、国の取り組みについて原子力政策に詳しい専門家としてコメントしています。

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寿楽浩太 准教授
人間科学系列の寿楽准教授がNHK「ニュース7」、
「北海道新聞」でコメント


 9月18日のNHK総合「ニュース7」で、核のごみ最終処分場候補地選定調査に係る自治体の応募問題について、人間科学系列の寿楽浩太准教授が原子力政策に詳しい専門家としてコメントしました。
 9月23日付「北海道新聞」では、経産省放射性廃棄物WG委員として同問題に関するインタビューが掲載されました。

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情報システム工学科の前田教授が国際高等研究所「市民共同参画シンポジウム」に登壇

 情報システム工学科の前田英作教授が、9月18日に国際高等研究所主催の市民共同参画シンポジウム”情報科学/技術を「哲学」する“に登壇し、元京都大学教授の大澤真幸氏と対談を行いました。

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前田英作 教授 情報科学/技術を「哲学」する
学園広報誌「TDU Agora」第34号の発行

 9月18日に学園広報誌「TDU Agora」第34号が発行となりました。
今回の特集は、「本学園は1907(明治40)年9月11日に創立、今年で113年目を迎えました。今後も新たなチャレンジに挑むことで、輝き続ける学園の実現を目指します。」です。

詳細はこちら(ボタンをクリック)
 「TDU Agora」34号
 「TDU Agora」トップページ
「新型コロナウイルス感染拡大に伴う支援金」へのご協力のお願い
~ 学生・生徒のために皆様のお力をお貸しください ~

 日頃より、募金活動へのご理解及びご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、国の緊急事態宣言の発出等、社会に大きな影響をあたえ、これまでに経験したことのない非常事態に直面しています。
 こうした状況下で、家計支持者の収入激減や学生本人のアルバイト収入の減少等で、学業の継続が難しくなる学生・生徒が増加しているのも事実です。
 これまで学校法人東京電機大学では、学生・生徒等納付金の一部免除をはじめ、学生・生徒が授業を受講するための環境の増強や支援を行ってまいりましたが、現状では到底十分とはいえない状況です。
 つきましては、学生・生徒の学業継続のためのご支援として、校友の皆様をはじめ、ご支援いただける個人・団体・法人の皆様に「学校法人東京電機大学サポート募金」へのご協力をお願いする次第です。なお、いただいたご厚志は「学生サポート給付奨学金」として、学生・生徒の支援に役立たせていただきます。
 学費や生活費に困窮する学生・生徒の窮状が少しでも改善し、一人も取り残されることなく再び安心して勉学に取り組む日々が少しでも早く訪れるよう、どうか皆様のお力をお貸しいただきたく、ここにお願い申し上げます。

 「新型コロナウイルス感染拡大に伴う支援金」(奨学金)の募集を始めてから3ヶ月が経ち、おかげさまで、8月末現在で、3,000万円を超えるご寄付を賜りました。
ご寄付をいただきました皆様には、心より御礼申し上げます。

【奨学金 寄付総額】
 令和2年7月末 : 84件 18,678,000円 (内、卒業生: 46件、12,401,000円)
 令和2年8月末 :320件 34,427,000円 (内、卒業生:382件、22,975,368円)
 ※ 校友会からの1,000万円を含みます。

 募金の活用内容および実施事業は、学園ホームページから確認ができます。(ボタンをクリック)

「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う支援金」へのご協力のお願い
【在学生の皆様へ】「学びの継続」のための『学生支援緊急給付金』について
インターネット利用の募金
クラス会・OB会開催状況
  各同窓会のHPにて、クラス会・OB会の開催報告を確認できます。
 大学同窓会 : http://dendai-dosokai.net/activity/activity-reports2020/
 中高同窓会 : http://www.tdu-chukodoso.com/classkaisai.html
 電機学校同窓会 : http://www.tdu-koyu.com/ecr-doso/classmeeting.html
次回発行は令和2年11月11日を予定しています
編集長より
 先月のメールマガジン発行後の9月中旬、東京電機大学でも後期が始まりました(鳩山キャンパスは9月19日、千住キャンパスは9月21日)。後期に入れば、例年通り大学での講義ができるかと思いきや、講義はオンライン形式が継続。いつになったら通常に戻るのでしょうか?オンラインの講義は、先生方にもかなりの負担を掛けることになります。また研究室への人数制限のため、研究はあまり進まず、暗い雰囲気も続いております。
 ただ、感染の広がりも減ったとは言えませんが、拡大傾向は収まったようにも見えます。実験や実習は参加人数を減らしてはいるものの、大学で実施することができるようになりました。また、大学4年生や大学院生の研究室に入室できる人数制限も5名から7名、そして現在では10名と緩和され、少しずつ大学内にも活気がもどりつつあります。
 講義もオンライン形式になったことで、病気やけがで登校できない学生さんは自宅や病院から受講できることや、台風等で交通機関が混乱しても自宅から受講できるなど、新たに良いことも見え始めました。
 9月開催の地方イベントへ参加する際、移動日と講義が重なって、本来ならば講義を休むしかなかったところを、オンライン講義のおかげで移動中のフェリーから無事に講義を聴くことができました。…という話を小職の知っている電大生さんから聞きました。
 このように、コロナによる暗い話ばかりではなく、見方や考え方を変えれば、結果的に良くなったことも見え、明るくなることもできるように思えます。我々、そして皆様も、色々と大変だとは思いますが、暗い中で少しでも良いので明るく楽しいことを見つけ、前向きに進んで行こうではありませんか。
 昔から「災い転じて福となす」とか「明けない夜は無い」とか言われているように、これから先に、きっと良いことがあると信じて進んで行きたいものです。校友会もできる限り皆様を応援致しますので…では、次号をお楽しみに。