2020年(令和2年)11月11日発行(第46号)
TDU Alumni NEWS
     
 
 
 北千住駅前で山谷の人達が炊出しカンパをしている様子を皆さんは見かけたことがあるでしょうか。
 山谷の風景は、「格差と超高齢化社会が同時に進む首都圏の未来予想図」と朝日新聞の記事に問題提起されていました。困窮し、身寄りがなく、「朝起きたら、亡くなっていた。」
 コロナ禍で、私達は多くの不自由な生活を送っている中で不平不満をもらしたり、差別発言をしたりしています。しかし、世の中には私達より厳しい状況にある弱者がたくさんいる事を思い出す必要があるのではないでしょうか。
 長い内戦で、命の危険から逃げ惑っている外国の人々の姿をテレビの報道でよく見ます。
 国や社会が何かをしてくれるだろうではなく、自分が国や社会に何が出来るのかを考える事も大切に思います。
 この記事の中に山谷地区に訪問ステーションの代表をしている女性の名前がありました。
 その人は、実は私の中学の同級生でした。頭が下がる思いをしながら今日もカンパのバケツの中にお金を入れました。

令和2年11月11日 校友会理事長 上西 栄太郎

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10月16日(木)に沖縄県支部総会を宜野湾市にて開催

 支部役員会として開催しましたが、新型コロナウイルスのため、総会の取り扱いとさせていただきました。


9名の役員が集まってくれました
商工懇話会が10月1日(木)・2日(金)に秋期総会を開催

 商工懇話会は会員の研修と慰労を兼ねて、秋期総会は学外で開催しています。コロナウイルスの影響で低迷する観光産業を少しでも応援したいと今年も開催しました。

はじめに吹割の滝を見学 今回の目玉:日本最古の総合大学「足利学校」
校内には孔子様の像
もちろん、入館にはアルコール消毒をします 珍しい祭器も展示されています
最後は古刹・鑁阿寺(ばんなじ)を訪れました 集合写真
よもやま話:半纏作製でお世話になった水野染工場が東京へ出店

 大学同窓会が半纏作製を企画した際、お世話になった水野染工場(本社:北海道)が東京にお店を出しました。皆さんも何かの際(手拭い作製とか…)にご利用になってみてはいかがでしょうか?


場所は「日比谷オクロジ」です
東京出店のご挨拶をいただきました お店発見!
おかげさまで、作製した半纏は素敵なものになりました
半纏はいろいろと活用しています 「オクロジ」店にも粋な半纏が…

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10月9日の「NHKニュース」「朝日新聞」で人間科学系列の寿楽教授がコメント

 核のごみ最終処分場の候補地選定で、北海道2自治体に応募の動きがあったことを伝えるニュースの中で、経産省放射性廃棄物WG委員を務める、原子力と社会の専門家としてコメントしました。

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朝日新聞デジタル 寿楽浩太 准教授
テレビ東京「出没!アド街ック天国」で東京電機大学が紹介されました

 10月10日の「北千住」特集で、「地元のお祭りにも積極的に参加している大学」として、御神輿を担ぐ電大生の様子と町会役員のインタビューが放送されました。
 名物番組に紹介されると、やっぱりウレシイ!

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番組で紹介された電大生の様子
「NHKニュースおはよう日本」「毎日新聞」「西日本新聞」で人間科学系列の寿楽教授がコメント

 「NHKニュースおはよう日本」の核のごみ最終処分場候補地選定への自治体応募問題で、原子力政策に詳しい専門家としてコメントが紹介され、「西日本新聞」「毎日新聞」にも掲載されました。

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西日本新聞 毎日新聞
学園広報誌「TDU Agora」第35号の発行

 10月20日に学園広報誌「TDU Agora」第35号が発行となりました。
今回の特集は、「第5世代移動通信システム(5G)の実用化と新たな挑戦」です。

詳細はこちら(ボタンをクリック)
 「TDU Agora」35号
 「TDU Agora」トップページ
10月30日(土)・11月1日(日)に旭祭・鳩山祭合同でオンライン学園祭を開催

 学園祭実行委員会には大きな挑戦となりました。校友会は学園祭活動費の補助支援をしています。

 「オンライン学園祭に興味を持って下さったら、こちらをクリック!

テーマは「CUBE」
いよいよ始まります!どうぞご覧ください! 発信会場は「ものづくりセンター」
オンラインのイイところ:生中継 現役女子が電大ガールズを紹介
オンラインのイイところ:みんなでe-Sports 女子MCの実況付き!
オンライン企画:電子工作実況 録画映像と思ったら、司会席で作っていた
オンライン企画:「千住のお店12選」 鳩山オンライン企画:「朝まで生テレビ」的討論会
討論テーマは「コロナ対策ロボット」 …で、結論は?散歩犬ロボット?
鳩山オンライン企画:ロボット障害物競走実況 ロボット達はやる気一杯…でも転んでばかり
実験企画:なんでも金メッキしてみた… …金色のコンタクトレンズを作ろうとして失敗
二部旭祭企画:学科対抗エンジン解体「ばら・す」 なんと!情報通信工学科(NC)が1位
オンライン企画:学生コント…MCの表情が微妙 来年はキャンパスの学園祭へ来てね!
「新型コロナウイルス感染拡大に伴う支援金」へのご協力のお願い
~ 学生・生徒のために皆様のお力をお貸しください ~

 日頃より、募金活動へのご理解及びご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、国の緊急事態宣言の発出等、社会に大きな影響をあたえ、これまでに経験したことのない非常事態に直面しています。
 こうした状況下で、家計支持者の収入激減や学生本人のアルバイト収入の減少等で、学業の継続が難しくなる学生・生徒が増加しているのも事実です。
 これまで学校法人東京電機大学では、学生・生徒等納付金の一部免除をはじめ、学生・生徒が授業を受講するための環境の増強や支援を行ってまいりましたが、現状では到底十分とはいえない状況です。
 つきましては、学生・生徒の学業継続のためのご支援として、校友の皆様をはじめ、ご支援いただける個人・団体・法人の皆様に「学校法人東京電機大学サポート募金」へのご協力をお願いする次第です。なお、いただいたご厚志は「学生サポート給付奨学金」として、学生・生徒の支援に役立たせていただきます。
 学費や生活費に困窮する学生・生徒の窮状が少しでも改善し、一人も取り残されることなく再び安心して勉学に取り組む日々が少しでも早く訪れるよう、どうか皆様のお力をお貸しいただきたく、ここにお願い申し上げます。

 「新型コロナウイルス感染拡大に伴う支援金」(奨学金)の募集を始めてから5ヶ月が経ち、おかげさまで、10月末現在で、4,000万円を超えるご寄付を賜りました。
ご寄付をいただきました皆様には、心より御礼申し上げます。

【奨学金 寄付総額】
 令和2年07月末 : 84件 18,678,000円(内、卒業生: 46件、12,401,000円)
 令和2年08月末 : 320件 34,427,000円(内、卒業生:241件、19,567,000円)
 令和2年09月末 : 485件 40,744,400円(内、卒業生:377件、23,453,000円)
 令和2年10月末 : 548件 42,268,100円(内、卒業生:425件、24,660,700円)
 ※ 校友会からの1,000万円を含みます。

 募金の活用内容および実施事業は、学園ホームページから確認ができます。(ボタンをクリック)

「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う支援金」へのご協力のお願い
【在学生の皆様へ】「学びの継続」のための『学生支援緊急給付金』について
インターネット利用の募金
TDU本deサポート募金

※ 「TDU本deサポート募金」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により申込みを停止しておりましたが、11月より申込みを再開しました。詳しくは、ホームページをご確認ください。
クラス会・OB会開催状況
  各同窓会のHPにて、クラス会・OB会の開催報告を確認できます。
 大学同窓会 : http://dendai-dosokai.net/activity/activity-reports2020/
 中高同窓会 : http://www.tdu-chukodoso.com/classkaisai.html
 電機学校同窓会 : http://www.tdu-koyu.com/ecr-doso/classmeeting.html
次回発行は令和2年12月11日を予定しています
編集長より
 11月に入っても新型コロナウイルスの関係で、実験や実習が大学で実施されているにもかかわらず、通常の講義はいまだオンライン。このような状況がいつまで続くのでしょうか。
 こんな状況の中、千住と鳩山の両キャンパスで開催されている学園祭がオンラインで開催されました。小職は全てを拝見したわけではないのですが、メールマガジンでもご紹介したように、学生さんたちは熱心に企画を練り、中継や撮影に取り組んでくれました。やはり若者は良いですね。どんな状況でも、与えられた環境の中で対応できる柔軟さを持っています。自分が若い頃はこんなに柔軟に対応できただろうかと反省しながらも、電大の学生さんたちの熱心な活動に感動しております。
 感動ついでにもう一言。先月の終わり頃に大学教員の会議があり、その会議の冒頭、学長先生のご挨拶がありました。そこで「先生方、こんな状況の中でも学生たちが頑張ってくれたオンライン学園祭を是非見てあげて下さい。」という意味のお言葉を述べられたことに電大人としてとても嬉しく思いました。
 一般的に見て、学長先生という方は大学のトップにおられるので、学生の普段の活動までは気が回らないように思え、会議でこんなお言葉を述べられるとは思いませんでした。しかし、現在の東京電機大学の学長先生は、学生のことをよくご覧になり、学生の活動を応援したい方なのだと思った瞬間、心が暖まるのを感じました。
 このように東京電機大学そして中学・高等学校は、学生や生徒を大切にする学校ですので、校友会会員の皆様も学生や生徒、そして学校を支えて頑張っている先生方を是非応援して下さい。それが校友会の使命だと思います。では、次号をお楽しみに。