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単一光源による「電気光学変調ベース光周波数コム(光の物差し)」の 周波数安定化に成功

高速・大容量な光通信への応用やマイクロ波発生・評価装置の精度向上に貢献

日本電信電話株式会社(以下「NTT」)と東京電機大学は、電気信号でレーザー光の強度や位相を変調することで発生させる光周波数の物差しにおいて、その目盛りとなる周波数のさらなる安定化に成功しました。

本成果により、周波数間隔が25 GHzで並ぶ狭い線幅の光源を得ることができ、次世代のデジタルコヒーレント伝送に向けた高速・大容量な光通信への応用が期待されます。また、位相ノイズが大幅に低減されたマイクロ波が生成でき、マイクロ波発生・評価装置の精度向上が期待されます。

本研究は、2023年5月30日、英国科学誌Scientific Reportsに掲載され、7月3日、光・電磁波・情報通信に関する国際会議PIERS2023の招待講演で発表されました。

詳しい内容はこちらからご覧いただけます。(東京電機大学の公式サイトに移動します)