支部情報

埼玉県支部 理工学部鳩山祭への参加<阿部先生執筆>

今年も校友会埼玉県支部は、理工学部キャンパスで行われた鳩山祭に参加した。前日の準備から始まり、11月2日(土)、3日(日)の当日には、役員有志が支部が担当する6つの催しに立ち会った。個人の印象だが、キャンパスには思ったより学生が少なく、以前の盛り上がりとはイメージが違った。

昼食後の12時半からは外のステージで同窓会賞の授与、表彰式が行われた。囲碁大会は今年は参加が少なく、例年のように総当たり戦で順位を決める形式は取れなかった。

似顔絵コーナーは、今までずっと担当していただいている似顔絵士の西沢さんと、もうお一人が来て下さり、希望者も多かった。一枚500円は昨年までと同じ。一般からの参加も募った写真展は、作品集めに苦労したものの、優れた作品がそろい、見に来た方も多かった。

特筆すべきは39年D科卒の橋本さんが自身で撮影された天体写真の特別展示である。橋本さんは定年退職後、基礎から学ぶところから始められた由で、今は天体望遠鏡を持参して山奥の撮影スポットまで出かけるとか。他にも色々とご活躍で、クラス会のまとめ役まで引き受け、高齢者の理想ともいえる方。うらやましい。

行政書士の茂木先生による起業相談会、相続相談会も恒例となった。今年初めての試みとして、鳩山陶房による作品の展示会が開かれ、作品の販売も行われた。

天候にも恵まれて充実した2日間であったと思はれる。終わって、駅近くのしゃぶしゃぶ店で打ち上げ。コロナによって中断されていたイベントは昨年から復活したが、学内ではアルコールを伴う飲食は厳禁ということで、外での宴となった。大いに盛り上がって8時過ぎに解散。

筆者(38年D卒、84歳)の印象としては、自分も含めた役員の高齢化が進み、比較的若い世代に負担がかかっている。これを解決するには会員の増加が必須。しかし、このことは自分が校友会活動にかかわった40年前からずっと言われ続けていることで、いまだ根本的解決には至っていない。大変難しい課題である。


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