支部情報

神奈川県支部 令和6年度公開講演会 実施報告書

開 催:令和6年7月6日(土)15時00分~16時30分
会 場:かながわ県民センター 2階ホール
講 師:東京電機大学 システムデザイン工学部長 前田 英作 教授
演 題:人工知能の歴史と将来展望

 神奈川県支部の四大行事の一つである公開講演会を、令和元年度以来5年ぶりにリアル開催いたしました。
 この公開講演会は、支部総会に併せて開催する講演会とは別に、平成15年7月に第1回を開催(講師:町好雄教授 演題:気功による健康法と人間の能力)してから、今回で19回目を数えるものです。
 講師にシステムデザイン工学部長前田英作教授をお迎えして「人工知能の歴史と将来展望」という演題で講演して戴きました。
 公演概要は、『この10年間に人類が手に入れた特筆すべき二つの技術、深層学習に代表される機械学習とCRISPR-Cas9(クリスパーキャスナイン)に代表されるゲノム編集とが、私たちの生活様式と産業構造に大きな変革を起こしつつあります。特に、今話題のChat GPTは、世代や技術分野を超えて人々の注目の的であり、その功罪についても様々な議論が巻き起こっています。本講演では、こうした現状を踏まえた上で、情報技術の今とそれを起点とする人類社会の未来についてお話しします。』というものです。
 実際にChat GPTを用いての例題説明は、年配者の多い受講者の感想として、何とも表現し難いものだったのではないかと思います。
 参加者は想定を下回った総勢32名でありましたが、内2名が当日の案内看板と受付の掲示をご覧になった一般参加者だったことから、「公開」の冠を些少ながらも名誉を保つことが出来ました。ニュースリリースを配信しているものの報道機関にヒットする確率が低いことから、一般参加者の増員が今後の課題と言えます。

 


案内看板


支部長挨拶


全景


講演レジュメ


終盤


フロアーより質問

 

アンケート集計(PDF)