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5/5 埼玉県支部 竹寺雨竹会研修を行いました

埼玉県支部 竹寺雨竹会研修

 子供の日の5月5日、校友会埼玉県支部役員会が飯能にて開かれ、合わせて飯能市内の名刹竹寺の「雨竹会」に参加した。

 10時、飯能駅に集合し、迎えに来た専用のマイクロバスで向かう。
 ここは正式名を医王山薬寿院八王寺と言い、平安時代に円仁(慈覚大師)により開山された天台宗の古刹である。広い境内には本坊(牛頭大王社)、武蔵野観音三十三番結願所、本地堂(瑠璃殿)など多数の堂塔が並ぶ大きな寺である。

 11時から瑠璃殿で雨竹会の総会開始。
 会場内はぎっしりの盛況。ご常連が多い感じ。
 雨竹会とは竹寺の年間行事の一つで、毎年5月5日に開かれる。
 まずは飯能市長の挨拶に始まり、役員の方々が続く。
 その後の講演会は作家の岩下尚史氏による「自分で自分を片付けておれば、年をとっても安心です」と題する話。
 氏は元新橋演舞場のスタッフで、古典芸能や花柳界の歴史に通じ、2007年には「芸者論」で和辻哲郎文化賞を受賞している方。まじめな話かと思いきや、テレビに出るときのバラエティ口調そのまま、大いに笑いをとり会場を沸かす。
 終了後は昼食会。会員の方々は別棟のお食事処で宴会とのことだが、我々は片付けられた講演会場に置かれたテーブルで名物弁当で食事。さすが竹寺らしく、筍飯、筍の煮物など、筍づくし。
 量も十分、味も良く堪能した。浅見事務局長が地元なので、お知り合いからの差し入れもあり、竹のカップ酒も味わえた。

 以後は境内散策、マイクロバスにて飯能市内の能仁寺へ、能仁寺の散策後、徒歩で飯能駅へ向かう。かなり歩きが長く、腰痛持ちの老人にはややつらい行程。駅近くの居酒屋で幹事会を実施。そのまま懇親会へ移行して終了となった。

文責 埼玉県支部 副支部長 阿部 陽一